疾と粋事

電子媒体に引き裂かれ落命

何が分からないのか分からないので未解決

 

最近本当に日常の些細なこと、例えば2リットルのペットボトルはスーパーの袋に立てて入れるより横倒しにした方が重さのバランスがとれるとか、キュウリは下処理として塩で擦るとトゲが丸くなるとか、ごはんは冷凍するときラップでピチッと包んでできるだけ空気に触れさせないとか、水分の多い野菜は持ったときに重い方を選ぶとか、そういうことを「もっと教えてくれ」「今まで誰も教えてくれなかった」と言われることが増えたのですが、自分は人に何かを教えるのってすごく失礼なことだと思っている節があるからあんまりわざわざ言わない、聞かれたら何でも答えるけど、でもこれって損だよねぇ、失礼だと思っている原因の一端は「ものを知らないのは恥ずかしいことだ」っていう幼少期の刷り込みのせいだと思うんですけど

 

自分の子供に「何でこいつこんなことも知らねぇんだ?!、?…………………あっ(生まれてこのかた私が一度も教えたことないからか、)」と思う、みたいな事故起こりそう、というか自分は実際されてきたんだよな、「こんなことも知らないの?」「教わってないじゃん!」「知っとけよこれくらい!」というやりとりが、すごくたくさんあったことを覚えている

 

できないことをできないって言って、分からないことを分からないって言っても許してもらえると知ったのは高校3年生の時で、知らないことを教えてって言うことが普通に受け入れられる、許すとか許さないとかじゃなくて、全然特別なことではない、聞けば教えてもらえると、体感を伴って気がついたのは成人してからだった

 

教えてって言えるともだちたちみんなすごいしえらいし可愛いな、どんどん聞いてどんどん素敵な大人になってほしい

 

雑なお料理教室開講したい