疾と粋事

電子媒体に引き裂かれ落命

照れちゃう

 

健康診断に行ってきた。

 

採血のときに毎回「うわ~~~、全然血管見えないね」って言われるんですけど、今日やってくれた人はそう言いながらすごく上手で、手際よく全然痛くもなくやってもらえた。

そのあと身長と体重とお腹まわりを計られて、その間ずっと(えっ、採血上手だったな………)って思ってたんですけど、いや正確に言うと(えっ、採血上手だったな…………えっ身長すごい伸びてる?!!?!………採血上手ですねって話しかけてもいいかな……)って思ってたんですけど、

 

 

あと最後こっちで心電図ですよ、のときに意を決して「あの、お姉さん採血すごい上手ですね」って言ってみた。

 

「いま~~~?!!?!だいぶ経ったよ!!笑」

「いや、あの、話しかけていいか迷ってて、」

「あ~これで最後だなって思って言ってくれたの?ありがとね~~」

「ほんとに全然痛くなかったですなにも感じなかった」

「えっなにも感じなかったの?ちゃんと血とれてるかな見てく?」

「とれてましたとれてました笑」

「あとおばさんじゃなくてお姉さんって言ってくれたのも嬉しいわ~~~、あ゛ッッッ!心電図取り直すね!!笑わせちゃったから、ごめんね!!!!!」

「あっごめんなさいごめんなさい!」

 

 

よかった~~~。

 

人に話しかけるのが苦手、って言うと「嘘」「意外」って反応ばかりなんだけど、わたしは “わたしが話しかけたい“ を叶えるのがすっごく苦手だ。

話したそうな人/困ってる様子/視線、に気がつくこと、はたぶんわりと得意な方で、どうしたの、って話しかけられるんだけど、相手が全然こちらに興味がないとき、悪い意味じゃなくて、フラットな状態のときにこちらから “話しかけたい!“ ができない。

 

 

「ファンです握手してください」って言ってみたいし、「おすすめ何ですか?」って聞いてみたいし、「そのネイル素敵ですね!」って、言いたいよ~~!!!